早稲田大学産業経営研究所・松井希望氏との共同研究を開始いたしました。
研究の背景と目的
近年、企業における従業員の離職や転職の主要因として「職場の対人関係」が注目されています。2024年の調査によると、退職理由として「人間関係の悪さ」を挙げる方が46%に達しており、この問題は多くの企業が直面する重要課題となっています。
しかしながら、職場での対人関係や組織との相性が、具体的にどのように従業員の満足度や組織コミットメントに影響するのかについては、これまで十分に解明されていませんでした。本研究はこの課題に対する科学的知見を深めることを目的としています。
期待される成果
本研究を通じて得られる知見は、当社が開発予定のHRサービスの基盤として活用される予定です。具体的には、従業員の対人特性、組織文化、上司との相性を科学的に診断し、最適な人員配置や採用判断を支援するシステム開発につなげることを目指しています。
これにより以下の効果が期待されます
- 離職率の低減:適性マッチングによる職場環境の改善と人材定着率の向上
- メンタルヘルスの向上:対人関係ストレスの軽減による従業員の心理的健康の促進
- 業績向上:信頼関係とエンゲージメントの強化を通じた組織全体の生産性向上
今後の展望
現在は研究の初期段階にありますが、今後データ収集および分析を通じて、科学的根拠に基づく革新的なHRソリューションの開発を進めてまいります。早稲田大学との産学連携により得られる学術的知見を実務に応用し、企業の人材マネジメント改革を支援する新たなサービス提供を目指します。
株式会社シキナミ 早稲田大学産業経営研究所・松井希望氏との従業員の対人特性と組織相性に関する共同研究を開始https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000011.000131026.html